手帳の書き方:黒一色でもマンスリーが見やすく、使いやすくなるポイントとは?
手帳を書く時の色分け。どうしたら良いか悩んだことはありませんか?

最初から
「赤は重要・プライベート」
「緑は学校のこと」
「紫は実家の介護の予定」
「青は・・・」・・・
みたいに手帳の書き方を細かく決めてしまうと、
覚えきれなかったり、かえって
ごちゃごちゃして見にくかったり。
それでは本末転倒ですよね^^;
そんな時は、あえて多色を手放し
「黒一色で書く」
というのも効果的なんです。

今回は、
建築設計の仕事を持つ二児の母でありながら、
手帳を使って「やりたいことが着実にできる毎日」を実現している私が、
黒一色だけでもスケジュールがパッとわかりやすくなる手帳の書き方
を、ご紹介したいと思います(^^)
色数をおさえるメリット・デメリット

こんにちは(^^)
構造と一級建築士20年の実績!
やさしい数字・分析・計画で
事業主様のビジネスアイディアをカタチにする〈スケジューリング・サポート〉
トリノメライフ
タテエツこと、立石エツコです。

カラフルな色があふれる昨今。
あえて色数をおさえて、手帳を黒一色で書くメリットとデメリットについて考えてみました。
メリット
・どこでも手に入りやすい
・色数が少ないので、シンプルでスッキリと見えやすい
・書く時に「どの色で書こう?」と迷う事がないので、書くことに集中できる
紙の手帳の良いところは、思いついた時にサッと書けること。
なので、

「えーと、どの色だったっけ?」
と、迷ってしまうのって、
せっかくの良さを活かせなくなるから
すごくもったいないんです^^;
「手帳を黒一色で書く」というのは、
その迷いを一気に解消してくれるんですよね。
(^^)
デメリット
・色数が少ないので、色分けしにくい
(重要度や緊急、度プライベートと仕事など)
・見た目に地味になりがち
等など。
当然、見た目のカラフルさが無いので
そこはデメリットになってしまうんですが、
このデメリットを補うコツをご紹介していきますね!
(^^)
手帳の書き方 1色使いの時のポイント
私自身、慣れるまでに手帳の書き方は
色々と迷いました。色数も沢山使って迷ったりして^^;
だからこそ、一色にしぼるのも大事だなと実感したんです。
コツをおさえれば、黒一色でも手帳はグンと見やすくなります。
ぜひ試してみてくださいね♪

1)書く場所を意識する
例えば、
マンスリーの左上は今月の目標

下のメモ欄は、公共料金の引き落とし日付と金額

枠内の日にちの横は、家族の予定

など、場所と書く内容をだいたい決めておきます。
すると、パッと開いた時に欲しい情報が
どこに書いてあるかわかるので、
黒一色でもわかりやすくなります。
ここでご紹介したのは、あくまでも一例です。
あなたの暮らしに合わせて内容を決めてみてくださいね(*^^*)
2)記号を加える
重要な事には「☆」(星)マーク

・TODOには「□」(チェックボックス)をつける
・注意事項には「※」(こめ)印をつける
こういった記号(=見た目の情報)を加えると、
文章だけよりも断然!見やすく、わかりやすくなります。
マークを塗りつぶしたり、囲ったりというバリエーションも使えます(*^^*)
3)手書きイラストや、波線、2重線、囲み技を使う
・重要な予定をわくで囲む
・急ぎのTODOに波線や2重線を引く
・タグのイラストで囲んだり、ワンポイントイラストを書き込む

色で区別がしにくい1色使いの場合、
囲み枠や、2重線を使うとわかりやすくなります。
色が少ないからゴチャゴチャして見えにくいというメリットも(*^^*)

手描きイラストってむずかしく見えますが、
コツを掴めば簡単で、楽しくなります♪
関連記事>>てのひら文具店さんに学ぶ、簡単手書きアレンジ術を試してみました
シンプルな黒に一色プラスするなら赤がオススメな理由

手書きの手帳を使う上で、
「書きたい時に、いつでも書ける状態をキープする」
って、地味ですがとっても大事です。
今は自分で組み合わせるタイプのペンも多いので、色の種類は豊富なんですが、例えば
「マンダリンオレンジ」とか
「ブルーブラック」みたいに、
特殊な色は、インクがなくなった時に
取り扱っているお店がなかったり、
すぐに補充ができない場合があります。
その点、黒や赤は、コンビニにもある定番品。

部屋のインテリアもそうですが、
色数は少ないほうが、
『シンプル』
『スッキリ』
として見えます。
多色を使いこなすのが苦手だったり
慣れない場合は、まず2色から
試してみるといいですね(*^^*)
色数を抑える最大のメリットは「大切なことを選び取る練習になる」こと
基本的に黒だけで書いてみたら、
ポイントとなる場所だけに赤を使えば、
とても目立ってわかりやすくなります。

で、これをやってみると感じるのが
「制限がある」
ということ。
ここでいう「制限」は
「赤を使う制限」
のことです。

これ大事!これ重要!
そう思う所にどんどん赤を使っていくと、
あっという間に手帳は真っ赤になってしまいます。
すると、
「何が一番大事なことか、見た目でわからなくなってしまう」

・・・・という・・・(-_-;)
なので、
基本は黒。
本当に本当に大事なことだけ赤
その他は、記号やイラストで補完する
そういう形で使っていくのがベストです。
そうやって書いていると、

「本当にここは赤でいいの?」
と、自問自答する場面がたくさん出てきます。
これがとっても大事。
その問いかけに答えを出すためには、
「自分なりの基準」「自分なりの答え」
が必要だからです。

- 「健康に関することは絶対に赤!」かもしれないし、
- 「取引先に関することは絶対に赤!」かもしれません。
- 「自分の楽しみの予定は絶対に赤!」でもいいし、
- 「期限が今日中の仕事は赤で書く!」でもOK。
大げさに聞こえるかもしれませんが、
これは自分にとって
「大切なことを選び取る練習」
なんです。
こういう日々のさりげない場面で、
「自分にとって本当に大切なこと」を
選び取れる人は
本当に重大な場面でも、
軸をぶらさずに大切なことを選べる
ようになります。
逆に、
日々なんとな~く物事を選んでいるのに、
いざ!本当に重大な場面に出くわした時だけ迷うことなく、
「私にとって大切なのはこれです!」
と選ぶって・・・多分難しいですよね(^_^;)
たかが手帳、たかが色分け。
でも、こうやって意識したら、
よりよい人生を送るための
トレーニングになるんです(*^^*)
参考になさってみてくださいね♪
あなたのやりたいことが
着実にできる毎日を応援しています!
(^^)
関連記事>>手帳のマンスリーの書き方のコツ。ポイント2つを押さえて快適に
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